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ばっ気槽、沈殿槽の改良をした
今回の改良は ばっ気槽でエアが強過ぎて汚れがばっ気槽でスキマー作用によって除去されてしまい沈澱槽まで汚れが回っていかないというのを改良する為です
ぱっと考えると ばっ気槽でも沈澱槽でも汚れが除去できればいいように思うけど
ではなぜ、ばっ気槽で汚れが除去されてしまうのがいけないか
それは 高度処理の原理の中にあって 嫌気域でリン酸を吐き出したバクテリアが再度好気域に入った時に再度リン酸を飲み込むというところ・・・・・
嫌気タンクからばっ気槽に入ったバクテリアが ばっ気槽に入った途端エアによって除去されてしまうようではリン酸を吸収してる時間がないのでは、ばっ気槽の中で出来るだけ長い時間リン酸を再吸収させるほうがいいのではというところ
で、内容としては
ばっ気槽の中のエアストーンを小型に取り替えてエアを思いっきり絞った事と ばっ気槽の下部に水抜きコックを取り付け エアを絞った事でばっ気槽内で沈澱するであろう汚泥をここで抜けるようにした事
それから ばっ気槽の後に設置されていた沈澱槽にエアストーンを取り付けエアを全開で送り込み 沈澱槽ではなく強ばっ気槽に仕様を換えた事
ばっ気槽のエア
これくらい弱くした
スキミングタンク(旧沈澱槽)
エアストーンを取り付けてエア全開に
思ったより 簡単に改良できてしまったのはいいけど セットするときに新しく取り付けたコックを開けたままセットしていて 気が付いた時にはサンプの水が全部なくなってポンプがゴボゴボ・・・・
ついでに仕方なく200リッターの換水をしてしまった(水を貯めていなかったので こちらの方が時間がかかった)
そして 今朝、確認の為スキミングタンク(旧沈澱槽)の中を見てみると中で固い泡が上がってる
これも今一判らない 昨日までばっ気槽で泡が上がらなくなってたのに200リッターの水換えをしたせいか? システムを改良したせいか?
どちらにしてもちょっと不思議
完成形
一番左にあるのは過去の遺物で使っていない
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