今日は、今リンク頂いているkatsuさんのページの掲示板で話していた中で 自分でいろいろと考えた事を書いてみます
DSBに関しての話題でしたが その中で自然を目指すという部分でいろいろ考えた事です
なぜ、こんな事を突然、という事ですが 最近いつも書いてるようにシアノバクテリアが家の水槽では繁殖してます
その上にトロロ藻も一時衰退したましたが、再発してきました
シアノバクテリアなどは自然の海ではミドリイシなどとは違う生息域におり 好む環境が違うのは当然かと思います
それが家の水槽の中では共存してる訳で これが良い事なのか悪い事なのか? というのを考えてみた
ミドリイシを育てるならミドリイシが生息している環境に出来る限り近い環境を水槽に作ってやるのが一番でしょうけど 現在の家の水槽がミドリシの生息している環境に近いかというと
シアバクやトロロが繁殖する事から違うと思われます
では、シアバクやトロロが生息できない環境を作るのが良いのだろうか?
これを考えたときに 先に書いた自然を再現するという部分が頭の中でリンクしてきたんです
自然海で綺麗な珊瑚礁と藻がいっぱい生えてる内湾や泥だらけのマングローブ海域、外洋、サンゴも海藻もない深海、これらは全て繋がってる一つの海で ゆっくりながら循環してるわけです
綺麗な珊瑚礁があるわけです
綺麗な珊瑚礁だけを 同じその場所で深海や内湾と繋がらないように隔離すれば どうなるだろう?
もちろん珊瑚礁は崩壊する事になります
内湾や外洋、深海があるから 珊瑚域の水が綺麗なわけですよね
珊瑚礁が本水槽なら 他の海域は濾過槽という事になるでしょうか?
ということは この大自然をコンパクトな水槽に取り入れたとすれば このコンパクトな中に外洋や内湾、深海になる部分が存在している事が望ましいわけで
サンゴのすぐ横にシアノバクテリアやトロロがあっても可笑しくは無いし それがあるからサンゴが育っていられる
それぞれが、それぞれの仕事をしているからお互いに生きていけるという考え方はできないだろうか
今までの私の飼育歴の中では 海藻が良く育つ時はサンゴも調子が良いし サンゴの調子が悪いときは海藻も育たない
なぜだろう?、家の水槽はやっぱり可笑しいか? とも思っていた
昔から言われてる事で海藻がよく育つ環境はサンゴには向いていないし、サンゴがよく育つ環境では海藻はよく育たない
この事は最近疑問に思うようになってきている
確かに、自然海で珊瑚礁に海藻を植えても上手く育たないでしょうし、内湾にミドリイシを植えても上手く育たないでしょう
でも、それはあくまでも人の手が入らない自然だから生存競争の勝ち負けで珊瑚礁にはサンゴが残り、内湾には海藻が残るというだけで 単に水だけの事を考えると
珊瑚礁の水で海藻が育たないだろうか?、内湾の水でサンゴは育たないだろうか?
私は充分に育つと思ってます
現に内湾の水を使って天然海水としてサンゴを綺麗に育ててる方はたくさんいらっしゃると思います
だから同じ狭い水槽の中で ミドリイシとトロロ藻が共存してる事は決して悪い事ではないのではと思うようになってきました
逆に海藻を無理に除去してみたり、生えない環境を作ってみたりする行為が水槽のバランスを悪い方向へ向けるのではないだろうか
いて欲しくないものを除去するのではなくて、しっかりと仕事をさせる(共存させる)事が自然に近づける一番の近道ではと思う事にしました
という事で トロロもシアバクも完全放置、サンゴに被るようなときだけ毟り取るという放置主義でしばらくいってみる事にしました
どうなるかは お楽しみ!!