EMを使い始めて今のところ サンゴに特に変化は見られません
(初期にサンゴの白化とリムフォが出た事は書きましたが アブノーマルな使い方でしたので この現象は無視します)
ということで良くも悪くも無いという状態ですが まずバロニアが明らかに衰退してきたのと ヒゲゴケ(シオグサ)の勢力も衰退してきている(それでもたくさん残ってるけど)
トロロの勢力は まだ衰えていない様に見えます
ただ、これもEMを使う前から始まっていたようにも思いますので変化が出るとすればこれからでしょう
先日、硝酸塩とりん酸塩を測ってみて
硝酸塩、2.5ppm
りん酸塩、ほぼ0ppm
今まで硝酸塩を落とす事は難なく落とす事ができてましたし りん酸塩も0.1ppmから上がった事もありませんでしたが りん酸塩だけは0.1ppmまで落とす事は簡単な事なのに 何故か0.1ppmが壁になって そこから下へ落とすには換水以外にありませんでした
しかし、このEMを使い始めて リン酸塩が0.1ppm以下に下がり始めた
今まで、硝酸塩もりん酸塩も どちらも単体で許容範囲で考えると問題なく、充分少ない値でしたが N/P比で考えると どうしてもリンが過剰な状態から抜け出す事ができませんでしたので あえてバランスを取る為に硝酸塩を上げていく事も考えておりました
でも、このままりん酸塩を下げきる事ができれば あえて硝酸塩を上げる必要もありませんし 今までとは逆のN/Pバランスを試す事ができる
これが生体にとって良いのか悪いのかはまだ分かりませんが 結果は勝手に出てくるかと思いますし 少なくとも藻類の勢力分布は変わってくるかと思いますので楽しみです
まだ水に粘りを付ける方法が確立できてませんが これも突き詰めていきたいと思うところです
今までは スキマーを止めると その間にどうしても硝化反応が進んでしまって硝酸塩が上がる危険性を考えましたが バクテリアが硝酸塩もりん酸塩も飲み込んでくれる事を考えると スキマーをどんどん回し続けるよりも あえてバクテリアの増殖時間を稼ぐ事で より多くの硝酸塩、りん酸塩を吸収させてからスキマーで一気に除去する方が 効率が良いのではと考えてるところで 以前にZeoVitの事でtetsuoさんから聞いた話の中に 嫌気タンクの水を約3時間で入れ替える事で効率が上がるという事を聞いたのを思い出した
この方法も、バクテリアの増殖を考えての方法だったように記憶してるのですが・・・・
この方法は私の勝手な解釈で 硝酸塩を落とすのに嫌気還元を使っている訳ではなくて タンク内でバクテリアの増殖を図かる事で単にバクテリアに栄養塩を食わしているのではと思ってます
なぜなら、長年嫌気タンクを回し続けてきた私の見解では 余程の炭素源をぶち込まない限り、3時間くらい水を止めたところで嫌気状態になる筈がないと思っていたからです
しかし、栄養塩が下がっていくのは事実ですからバクテリアの増殖を利用してるって事なら納得できるし理に適ってる気がする・・・・・あくまでも勝手な解釈です
それならという事で仮説を検証してみます
パッと思いついただけですが ここのところスキマーを朝3時間だけ止めるようにしてますが これを朝だけではなくて 3時間止めて、1時間回すというのを繰り返してみようかと思います
3時間増殖させて1時間で濾し取るというのを繰り返す
私の仮説が合っているとすれば 3時間で充分にバクテリアが増殖するはずで
決して嫌気、好気を繰り返すわけではなくて バクテリアの増殖と除去を繰り返すわけです
このスキマーを回す時間と止める時間の調整で 栄養塩も粘りもコントロール出来るのではと・・・・
もし私の解釈が合っているとすれば ZeoVitのようにタンクを使うのではなくて 水槽丸ごと使ってこの原理を使えるのではと思った次第です
また少し面白くなってきました