ここのところヒフキアイゴのファンになってますが・・・
実はやどかり屋さんにまだ在庫があった様で また追加で1匹御願いしておきました
非常に気の小さい魚だなぁ、と思ってたのですが 電話で追加注文させて頂いた時にやどかり屋さんの店長と話をしてる中で 忘れてしまってる非常に大切な事を気付かせて頂きました
いつも水槽を管理するに当っては常に現場(本当の海)の事を考えながら管理してきたつもりで
太陽光ブリードタンクもより自然に近い環境にと思って屋外にセットしてる訳ですが よく考えると自然というのは魚にとっては決して安心して気を抜ける環境では無いんですね
自然というのは水槽と比べて当然、良い事もたくさん有りますが 悪い事もたくさんあるんです
当然 水質などが良いのは言うまでも無い事で病気などで死んだりする確立は非常に低いだろうとは思うんですが 違う視点から見ると 自然の海というのは常に強者から狙われていて非常に危険で一時も安心して気を抜いてる事ができない厳しい世界なんですね
当然ですよね、生きるか死ぬか、ですから
常に緊張感の中で生きてるんです
私はブリードタンクを 魚にとっても全く敵の居ない のんびりできるVIPルームだと思っておりましたが この辺の事を考えると 魚が自然界の緊張感を思い出す事になったのかな?、と
空は見えるし 雲は動くし 月は昇るし日は沈む 鳥も飛んでるし ネコもいる
道路を走る車は近付いてくるサメやクジラに見えるかも知れない
しかも水深は20センチほどで非常に浅い
魚の視界にも大きな変化があるんです
やどかり屋店長曰く、タイドプールに取り残された気分になって常に警戒してるのでは?、と・・・・
きっとその通りだと考え直す事ができて
本当、大切な事を思い出させてくれました
やどかり屋さんとヒフキアイゴに感謝です
ありがとうございます
だからと言って 緊張感の無い水槽に移す事はしませんよ!!
こうやって常に緊張感を持って生きているのは大切な事なので このままブリードタンクで育てますが 逆に そう考えると室内の水槽で育った魚は緊張感が無くなって きっとボケてくるなぁ、と
ま、人がくるのを見て、餌くれダンスをする事自体、すでにボケてるんですけどね(笑)
緊張感も大切ですよ
緊張感とストレスは違いますからね
自然の海を再現する上で大切なキーワードが一つ追加されました
緊張感!!
メインタンクも緊張感のある野生的な水槽、水景にしたいなぁ~~
と考え直す出来事でした
本当はあんまり魚が人に寄ってくるのは好きじゃないんですよ
理想は海を切り取ってきた水景
ペットにしたく無いのが本音です
とは言っても これが一番難しい事かも知れない??・・・・
と書きながら ついさっき悲しい事が目の前で起こった
本水槽に入っていた一番良く働いてたヤツが ひっくり返ったサンゴを直してる間に 私の目の前で寝ぼけてハタゴに飛び込んでいって一気に巻き付かれてしまった
もちろんすぐに引き離しましたが 物凄い粘着力で簡単に引き離せず 救出したときには体中千切れたハタゴの触手だらけ
すぐにピンセットでくっ付いた触手を剥がしてやって本水槽ではなくてブリードタンクに入れてやりましたが もう虫の息で 10分後には★でした
かなりショックです
ハタゴの殺傷能力は強い
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