PWMの出力はなんとか 思うように出せるようにプログラムできたところで
本来なら次は 半導体のスイッチングでDC出力の+−を切り替えてACを作る回路(ブリッジ回路)という事になるのですが なんとなく ふと あえてブリッジ回路を組まなくてもAVRでダイレクトにAC出力ができるんじゃないかな?、と・・・・
普通ならマイコンの2つポートから交互に出力させて その信号によってブリッジ回路の+側のスイッチと−側のスイッチを交互にONして +−を切り替える事になるのですが
あえてブリッジ回路を組まなくても マイコンでダイレクトにAC出力できないか?、と
方法は単純なもので 例えばポート①とポート②を使うなら ①と②の間で繋げば交流(AC)になるのでは、と単純な発想なんですが
誰でも考えそうな事ですが どうなんだろう??
ま、どうなのかは簡単な事なので試してみる
今までのオシロの画像は ①と②のDC出力の波形を同時にオシロの画面に出しただけの画像で別々の信号を同時に見てただけですが 今回のは ①と②を繋いだ一つのAC出力の信号の波形です(3本の線の上が①からの出力時 下が②からの出力時 真ん中がどちらからも出力されていない時)
①のポートから細かく+5、±0、+5、±0 と繰り返したあと 今度はポート②に切り替わって−5、±0、−5、±0 と出力してる様子です
一応、AC出力になってる感じがする・・・マイコンが壊れないか心配ですが・・・・
本当にACになってるのかどうか これも抵抗とコンデンサを組み込んで均してみる
おおお、ちゃんとサイン波になってる!!
すごく綺麗なサイン波になってる気がするんですが・・・・
これは 30コマ割りの3600Hzですが 少し細かく50コマ割りの6000Hzにしてみる
んん、波形が少し尖ってきた??
試しに 100コマ割りの12000Hzで
どんどん尖ってくるなぁ
ほんじゃ逆に 荒く20コマの2400Hzで
10コマ割りの1200Hzだと
ギザギザになってきた(当然か??)
という事は20~40コマ割りの2400Hz~4800Hzが良いようだ!!
え、それで AC5Vで何を??
いつもの調子で 浅い知恵の中から出てきた一つの案!!
以前に中年会社員Aさんが教えてくださってたのは こういう事じゃないかな??、と思ったんですが(違ったら言ってくださいね)
このマイコンから出てきたAC5Vを パワーアンプで12Vあたりまで増幅して トランスで一気に100Vまで増幅したら 簡単なんじゃないか? しかも安全なんじゃないか?
以前教えて頂いた時は 最後のトランスを使わずにアンプだけで100Vという案だったので 電源が大変だという結論に達したのですが 電圧の足りない分を最後にトランスで増幅すれば良いんじゃないか?、と完全なる素人の発想ですが・・・・・
これでW数も稼げるのでは?
パワーアンプなどは 結構キット品で50W程度のが売ってるし 単電源でもきっと30W程度なら探せばあるんじゃないか? あるいはパワーアンプICを使って回路を組んでもいいかも知れない
秋月の10Wのアンプキットを3つ使えば30Wになるのか?
もし これが上手くいくものなら トランスを通さない12Vを使えば 「コラリア」のコントローラー対応の12Vポンプも使えるかもしれない
この方法だと ブリッジ回路のようにデッドタイムも作る必要もないし・・・・
そんな発想で良かったのかな??
ちょっと単純過ぎるか??
追記
その後 いろいろ試していると
波形を均すためのコンデンサを増やせば 100コマ割りの12000Hzでも 波形が尖がらずに綺麗なサイン波になる事が分かった