ここのところ 続けてるリアクターのテストですが
ほぼ内容が 荷詰まってきた
今までのテストの目的は ドライリアクターの最重要項目である
・流量
・CO2添加量
この2つを どの程度にセットすれば 適度な能力を出す事ができるのか?
というパラメーターを確定させる為でした
流量にしても、CO2添加量にしても
多ければ良い、少なければ良い
という単純なものでは無かろう、という事からでしたが
データを見れば 凡その事が掴めてきた
先ずは流量
これは 単純な時間あたりの流量で考えるのではなくて
大切なのは 滞留時間
ここで出してる滞留時間は 単純にリアクターの容積を流量で割っただけの値ですので 実際の滞留時間とは違う事に注意する事と このデータは あくまでもドライリアクターのデータですので 一般のポンプ駆動の循環式のリアクターとは勝手が違う事にも注意が必要です
上記データから 滞留時間を7~8時間くらいにセットするのが 一番KHL(KH総生産量)の値が上がる事が解る(ここも一般のリアクターとは違います)
それから CO2の添加量も そのまま時間あたりの添加量ではなくて
あくまでも流量あたりの添加泡数が大切だと言う事
ここでも注意すべき事は あくまでもバブルカウンターでの泡の数なので
使うバブルカウンターによって 泡の大きさが変わる事や
リアクターの内圧によって 同じ泡数でもCO2の濃度が変る事に注意が必要ですので
あくまでも 自分の規準として捉えておくべき項目です
CO2の添加量は ほぼ そのままKHの生産量に比例しますが CO2はたくさん添加しても
溶ける量に限界があるので ある程度以上は増やしても無駄になります
その無駄にならない量が およそ水1ccあたり泡3.5個程度までです
よって 滞留時間を7.5時間、CO2を1ccあたり3.5泡の添加にセットするのが最強になるだろう、と予想されますが KHも高ければ良いものでは無いので 滞留時間をメインは最終テストの状態の8.25時間、ARMは5.54時間で固定して KHの調整は 基本的にはCO2の添加量のみで調整する事にします
流量固定で CO2の添加量だけの調整で良ければ
その後の調整はスピコンを調整するだけで 思い通りにコントロールできる事になるので
スピコンだと添加量の微調整もし易いので
非常に使い勝手も良くなる!!
さて どうなる事やら・・・・・
うまくいく事を信じて・・・・・・・・・・・・・