リン酸塩削減プロジェクトを開始して3ヶ月目に入った。
ここにきて ようやく硝酸塩、リン酸塩値が安定してきて
硝酸塩 0.25ppm
リン酸塩 0.1ppm
このあたりで落ち着いてきたようで 少々の炭素源の添加量を減らしても 値が固定されてきたようだ。
NP比で考えると リン酸過多のバランスではあるけれども リン酸塩に関しては水槽内に蓄積されたのを全て搾り出してしまわない限り ここからは下がらず 平衡状態を保つ様に見受けられるので しばらく抵抗せずに状況を見守っていく事にする。
なんとなく 今のこの状況が 私がBPシステムを始めて軌道に乗り始めた頃の状態によく似ている様に感じてきた。当時もリン酸塩に関しては 0.1ppmが壁になって何をしても それ以下に下がる事は無かったのと合わせて 上がる事も無かった。
その後、いろいろチャレンジしたところ突然リン酸塩が0ppmに下がって それ以降0ppmをキープしていたので BPシステムが完成した、と 当時は思っていたけれども 今になってよく考えてみると確証は無いけれども ひょっとするとリン酸塩が0ppmになったと思っていた当時、本当は0ppmになったのではなくて リン酸塩の試薬がボケていたのかも知れない。それを本当に0ppmになったものだと思い込んでいたのかも知れない。そう考えた方が何かと辻褄が合う事が多い気がする。
これを確かめるために リン酸塩の試薬を買い替えた過去の記録が残っていないか?、を探してみたけれども まったく記録が残っていなかった。でも なんとなく そんな気がしてきたので 過去に0ppmをキープしていたのは 試薬のボケだった、と思っておく事にする。
あと ここから先は この硝酸塩0.25ppm リン酸塩0.1ppm の値をキープした状態で サンゴがどの程度の状態を維持できるのかを見ていけば 過去のデータが本当だったのか、それとも試薬のボケだったのかも判断できるだろう。