「テスト1」は継続しながら 次の「テスト2」を開始する。
バクトフードSPでは水槽の立ち上げが非常にスムーズになるという事なので どんな感じで立ち上がるか、をテストしてみる事にした。
このテストは 私が普段やってる飼育法(BPシステム)でのテストではなく 底砂があって嫌気域になる部分がある場合にどの程度の期間で立ち上がるのか?、というテスト。どれくらいで立ち上がるか?、というよりも 即時に立ち上げる事ができるか?、というテストです。
私は今のところBPシステムから変えるつもりは無いですが たとえ濾過槽を使わないBPシステムであっても好気濾過や嫌気濾過に対する反応も知っておくべきだからです。
使うセットは 普段、餌付けタンクに使ってる水槽で ここにも底砂がありませんので この水槽の底に先日作ったアクリルの受け皿4個にサンゴ砂パウダーを3センチ程度入れてから底に沈める。
この実験水槽は水量が9リットル程度で 5センチ程度のイエローベリーダムセルを1匹泳がせる他にシッタカを5匹、それから少し光の当たるところに無敵のシコロサンゴとエダコモンサンゴの欠片を置いておく。この状況を550リットルのメインタンクに換算すると、イエローベリーダムセルを61匹、シッタカを305匹、シコロサンゴとエダコモンは大きな塊を1個程度入れたのと同レベルになる。
あ、そうそう 大きめのカーリーも1匹いますので メインタンクで考えると61匹のカーリーも入ってる事になる(笑)
その敷いた底砂の内部に合計80cc程度のバクトフードSP培養液を注射器で注入しておく。
培養液を注入したら メインタンクからの循環を止めてしまってメインタンクとの循環を完全に隔離し 単なる一つの水槽としての働きにしてしまう。
この水槽には濾過槽は何もなく 小さなパワーヘッドだけで水の流れを作る。
水は使用済みの水なので ある程度の浮遊バクテリアは存在するけれども 底砂は新品なので注入したバクトフードSP以外には濾過バクテリアは存在しなくて 濾過機能は全くの新規立ち上げと同じになるので 好気濾過も嫌気濾過も一からの立ち上げとなる。クーラーも無い過酷な環境です。これでどうなるのか?
かなり無茶なテストかも知れないけれども 「テスト2」としてやってみる。
無茶ではあるけれども 決して生体を殺すつもりは無い。バクトフードSP開発者のアクアオヤジさんより聞いているデータや経験談から なんとなくいけそうな気がするからやってみる、というだけです。
スタート時の現在の硝酸塩値は0.5ppm リン酸塩値は0.1ppmあたり。
さて どうなるか??