まずは 昨日セットしておいたボトルの測定から・・・・
と、その前に ここまでテストをしてきて 大きな間違いをしてる事に気付いた!!
それは昨日と一昨日のテストで電解液を添加するのに使ったのがレッドシーのマグネシウムテスターに付属されている注射器だったが
実はこの注射器の一目盛を1ccだと勘違いしていたが よく見ると 1ccではなくて 0.1cc,
満タンでも1ccだった(笑)
という事は 一昨日に20cc、10cc、5cc と添加してたつもりが実は2cc、1cc、0.5cc で
昨日が3cc、2cc、1cc だったつもりが実は 0.3cc、0.2cc、0.1cc だったという事
10倍間違っていた!!
そんなところで 昨日セットしたボトルを測定していく
添加量が少ないボトルから測定していくと
えっ・・・・・・一番最初の 0.1cc添加で0ppmまで落ちた!!
ちょっと待て、
本当か?
いくらなんでも そんなに強いか?
自分がやってる実験が信じられなくなってきた(笑)
実験に使ってるボトルの中に苔が生えてきてるので ひょっとすると 鉄イオンじゃなくて このコケが処理してるのかもしれないので念のために もう一度 新しいボトルに換えて もう一度 0.1cc、0.05cc、0.033cc、0.016cc と4本セットしておく。
これで 0ppmになっていたら本物だ!!
でも もし本物じゃなくて このコケが処理してくれてるとすれば それが一番良い事でもあるし そうだとすれば どうやってこのコケを使えば良いかを考えればよい(笑)
もし今日のテストの結果に間違いが無ければ 200ccの水に30秒の電解を掛けた電解液を0.1cc使った訳だから 30秒×(0.1cc/200cc)=0.015秒分
0.015秒分を500ccのボトルに添加した事になるので これと同じ効果をメインタンクの550リットルで出そうとすれば 0.015秒×(550000cc/500cc)=16.5秒。
16.5秒間の電解液を投入すれば 0ppmまで落とせる事になる。
机上の計算ではこんな事になるが そうならない事は すでに証明できていて、ここ2日間の実験で 作った電解液の余ったのは全てメインタンクに放り込んでるので おそらく合計で3分以上の電解液を放り込んでる計算になるが 今のところ0.1ppm強のところまでしか下がっていない(笑)
ま、でも 面白い事になってきた。
ここまできて電解によるリン酸塩の除去も、そんなに難しくないような気がしてきたので そろそろ本格的な電解装置を作る事にした。
まだ設計段階ですが 回路としてはそんなに複雑なものではなく今まで作ったマイコン回路の中では一番パーツ数も少なく簡単な回路になると思われる。
マイコンのプログラムも サイン波インバーターのプログラムと比べれば数段シンプルなプログラムなので すでに8割程度は書き終わっている。
電解回路の仕組みとしては 流してやる電流を自由に制御してやる事が軸になってくると思われるので 基本的には5Vの電圧を使って PWMによる実質電圧の調整をし それと合わせて通電時間の調整(1分あたり何秒間通電するか) それから 直流による電解なので±の電極を固定していると電極が酸化してしまうらしいので 何時間かごとに電極の極性を入れ替える。
こうして電圧と通電時間の両方を制御する事でかなり自由に仕事量を制御する事ができる。
頭の中で ある程度、使うパーツは浮かんできたので いつものように秋月に注文を入れておいた。
これでパーツが届いたら製作に入る。