電解回路のバグの原因部分がようやく掴めた。
処理速度やメモリー不足ではなく 単なるプログラムのミスだったので マイコンチップを取り換える必要はなかった。
電解回路が無事に使用できるようになったので 早速 次のテストに入る。
前回のテストで 小さな電圧で長時間の電解にするより 大きな電圧で短時間にした方が強く効果が出せる様なので 電圧を4.5Vにして 10秒と5秒で2本セットしておいた。
電極に使ってる鉄釘はかなり錆びてきていて 1.5Vだと電流を流し始めてもなかなか泡が出なかったけれども 4.5Vにすると流石に すぐに泡が出始めて 表面の酸化被膜も剥がれて落ちていく。高い電圧ほど効率が良いのはこのあたりが効果するのかも知れない。
このボトルを 今度はどれくらいの時間で処理できるかを確認したいので セットしてから30分ごとに測定してみる。
測定は10秒間電解のボトルで進める事にして
まず30分
まだ青味がだいぶん残っている↑
次に1時間
次に1.5時間
かなり青味が抜けてきた↑
次が2時間
ここで 5秒間電解のボトルも測定してみた↑
10秒のボトルは 完全に0ppmでは無いけれども 満足できるところまで落とせている。
5秒のボトルは それなり、というところで まだまだ青味が残っている。
次が2.5時間
10秒のボトルも5秒のボトルも 2時間の時点と比べて 処理が進んでいないように見えるので おそらく電解によるリン酸塩の処理に掛る時間は「2時間」というところだろうか?
また しっかり効果を出せる電解量は 500ccに対して 「電圧4.5Vで10秒間」のあたりで間違いは無い様で このパターンだと古く酸化した電極(釘)でも効果が出せる
この先は 念の為24時間後に測定してみる。