奇妙なまでに強固な安定状態が続く 我が家の水槽ですが
安定と言っても 決して良い状態で安定してる訳ではなく 非常に悪い状態でサンゴはただ生きてるだけの状態!!
何をやっても この状態が良くも悪くもならず 「鉄壁」と言っても良いほどの安定で 変化がおこらない・・・・・・
今までやった事のない微量成分の添加もやってみたし 9割の大量換水もやってみたし ありとあらゆる事をやってきたつもりだけれども 状態は微動だにしない。
きっと何かのキーが1つ2つ足りないだけだと思うけれども それが何なのかがまだ分からず
でも とりあえず心当たりを順番に試していくしかないので
次は 「鉄」
鉄釘は長年使っているけれども 現在の使用法ではリン酸塩の除去はできても 鉄分の添加にはならないので やってみるのは「フルボ酸鉄」
以前にもフルボ酸鉄を発生させるのに 黒土&鉄釘で試した事はあるけれども 今回はもう少し気合を入れてやってみる。
フルボ酸鉄を発生させるには、まず先にフルボ酸を発生させる必要があり 調べてみると 自然界ではフルボ酸は山の広葉樹の落ち葉などからできる腐植質から発生するとか・・・
腐植質と聞けば私が一番に連想するのが 園芸ではよく使うピートモス。
海水でピートモスを使うのは聞いた事がないけれども これも調べてみると淡水では何かと使われる場合があるようで また フルボ酸に関しても淡水では話題になるようで フルボ酸パウダーなる物も存在するようだ。ただ 取寄せてみようか、と思ったところ売ってるところがなかなか見つからず できる事なら汎用性が高い方が良いので どこでも手に入るピートモスを使う事にした。
そんなところで ホムセンでピートモスを仕入れてきて
セットとしては 以前にやった黒土&鉄釘とそうも変わらないけれども
まずは 適当なタッパーに砕いた木炭を入れ そこへ鉄釘を適当な本数入れる(今回は10本)
そこへ上から海水を混ぜて吸い込ませたピートモスを厚みが1~2センチ程度なる程度、上から被せ
その上から 内部が嫌気状態になるように 黒土をピートモスと同程度被せ
一番上に 内部で酸性化した水をアルカリ性に戻してやるために サンゴ砂を3センチほど被せて完成
(使った釘の量や ピートモス、黒土の量などは あくまでも私の勘で設定した量ですので あしからず)
これを 太陽光ブリードタンクに沈めておく。
これで 鉄壁の安定が崩れれば良いが あんまり期待はしていない(笑)
やってみただけ・・・・・・・