昨夜、備長炭で鉄釘を溶かした水をエアレーションしておいたのを 浮遊している酸化鉄粒子を沈殿させるため、今朝、エアレーションを止めて静かに置いておいた。そして酸化鉄を沈殿させた上澄みの鉄分を測定してみると
昨夜、試薬での測定限度を超えていた鉄分が 0.1㎎/Lまで下がっている。
予想では完全に消えると思っていたので 少々予想外でしたが「殆ど消えた」と言っても良いレベルでしょう。
ここから先が 本当の実験で ピートモスから出るフミン酸やフルボ酸で「フルボ酸鉄」が作れるのかどうか?、というところで まずはピートモスからフミン酸やフルボ酸を抽出するのが先。
ガラス瓶に飼育水を入れて そこへジャージで包んだピートモスを浸してエアレーションし、昨夜から放置しておいた。
水が薄っすらと黄ばんでいる程度なので まだ早いかも知れませんが とりあえず進めてみる。
そうは言っても 実際にフミン酸やフルボ酸が抽出できたかどうかを 検知する事は私にはできないので 1日置いておけば抽出できているものだと ここのところは仮定しておく(笑)
因みに こうしてできた水を「ピート水」と呼ぶらしい。
そして 今度はそのピート水の中に 備長炭と鉄釘を入れて数分間、鉄を溶かして しっかり鉄分が検出されるのを確認したら、備長炭と鉄釘を取り出して 再度ピートモスを入れておく。
このまま放置して 明日、鉄分を測定してみる。
実際には もしもフルボ酸鉄が作れたとしても フルボ酸が出てるのかどうか、あるいは その先の「フルボ酸鉄」ができたかどうかも 私には検出する事はできないので ここでは ピートモスから作ったピート水と鉄分を反応させた水から 試薬で鉄分が0.1㎎/Lを超えて検出できれば成功した、という事にする。
今日はここまで!!