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からの続き
ここまで順調に進んできているオートウェーバーの開発
このオートウェーバーは、今までのウェーブコントローラー「激波」に組み込むのは面倒なので、別の回路で組んできて、完成すれば、「激波」と連結させて機能させるつもりだったので、波の動きを検知してポンプを制御する機能と別に、波に強弱を付ける為の信号をメインの「激波」から受け取って、ポンプの強弱を制御するプログラムを組み込む必要もあった。
しかし、別の回路で組むと、当然機械が一つ増える事になるし、まるっきりの素人作品みたいで、製品としても格好が良くないし、どうせ作るなら、今までの「激波」にオートウェーバーの機能を組み込んだ方が格好が良いので、方向転換して「激波」に組み込んでしまう事を考えてみた。
まずは「激波」のマイコンに追加のプログラムを追加するスペースがあるかどうか?、フラッシュメモリーの空きを見ると、容量の大きなチップで使用率がまだ30%程度なので、余裕でプログラムを入れる事はできる。
また、ジャイロセンサーを組み込む為のポートの空きとか、回路のスペースとか、ハード面を確認してみると、まずジャイロセンサーからの出力を拾って電圧を検知するポートが全てLCDに使っていて空きが無いので、LCDへの配線を1本だけ他のポートへ移設して、その空けたポートにジャイロからの信号を受ける配線を入れる。改造するのは、それだけなので、どって事はない。
ちょうど、ジャイロセンサーが壊れて取り寄せていて、それまで時間ができたので、早速、取り掛かる事にした。
配線をやり直すのは、簡単な事なので、すぐに終わり、次はプログラムを組み込む作業になる。
まずは、どんな風に、元の「激波」にジャイロの機能を組み込んでいくか?、というところからですが、ここは今までの、ノーマルモード、ランダムモード、ナイトモード、ミッドモード、ダブルモード、トリプルモード、周期テストモード に ジャイロノーマル、ジャイロランダム と2つのモードを追加する事にした。こうしておけば、たとえジャイロの機能が壊れても、ボタン一つで今までのタイマーを使ったモードに切り換える事ができるし、壊れたからって回路を繋ぎ直したりする必要もない。
それから、ジャイロ機能を組み込んでオートウェーバーとして稼動させれば、オートウェーバーとして稼働しながら周期の測定も同時に行う事ができるし、その測定した周期のデータを、元のタイマー制御のプログラムに反映させれば、そちらの設定も自動で行う事ができるようになる。
なんか凄いコントローラーができそうになってきた!!
高性能で、しかもACポンプとDCポンプを複数でシンクロさせる事ができる、こんなウェーブコントローラーは世界中探しても、まず存在しないだろう(笑)、なんて、メーカーがこんな物を開発しても商売にならないし、素人の自作でも、こんなどうでも良いような物を作る無駄な労力をつぎ込むバカは世界中探しても他には居らんはずやわ!!
そんな事はどうでも良い、として
元の「激波」のプログラムを どんどん書き換えていく・・・・・・
少し書き換えてはテストして、これを繰り返してプログラムを組み立てていく
電気回路のハード面は今でも「ど素人」ですが、プログラムを書く事自体はWindowsアプリケーションのプログラムから始まり、もう20年近くやってるので、どちらかと言うと得意分野!!
とは言え、マイコンのプログラムは、Windowsアプリケーションなどの高級言語のツールを使うのとは違って、高性能なデバッグツールが無いので、デバッグするのが手間が掛かって難しくて、なかなか思うように進まない。
それでも、ねばりと根性で書き続ける・・・・・・
そして、そうやって書き換えてるうちにも、新しく迷案だけじゃなくて、明案も浮かんでくるので、それも書き加えながら進んでいき、5時間以上使ってなんとか書き終えた。
そうこうしてるうちに注文していたジャイロが届いたので、早速セットしてテストしてみる。
よしっ 、動きは完璧だ!!
あとは、これで本当に波が立つのか??
ここからは、本当に水槽に設置するジャイロセンサーを組み立てていきます。
今日はここまで・・・・・・・・・