海水魚をやりはじめて、もうかれこれ30年を過ぎたけれども
その30年間のうちで、おそらく15年以上クイーンエンゼルを育てていたように思う。
それは私が海水魚を始めるキッカケになったのがクイーンエンゼルへの一目惚れで、ただ単純にクイーンエンゼルが好きなだけですが、それだけ育ててきて、ようやくクイーンエンゼルを青く仕上げるコツが掴めてきた。
今のところ、コツを掴んでからは買った時より青くならなかったクイーンはいないし、あえて試しに色揚げ方法を使わなかった時にはしっかり青味が落ちて黄色くなり、黄色くなってから再度色揚げ方法を使った時にはまた青色を戻す事ができたので、まずまず正解なんだろう。
↓色揚げを中止する前
↓色揚げを中止してから2ヶ月後
↓再度、色揚げ法を実施して1年半
色が落ちるのは早いけど、戻すには非常に時間が掛かる!!
青く仕上げると言っても、まっ黄色なクイーンを真っ青に仕上げるというような素晴らしい事ではなくて、入手した時点よりも青く仕上げる。「仕上げる」と言うよりも「元に戻す」と言った方が正解かもしれないし、海で泳いでた時より青く仕上がる訳では無いようにも思う。
ただ、こうしてクイーンエンゼルの一番の問題点だと思ってた「色落ち」に関しては防ぐ手法が掴めたように思うけれども、私がクイーンエンゼルを育てる上でのもう一つの問題点である「突然死」に関しては、まだ何も掴めていないので、クイーンエンゼルに関しては、いつまで育てても、またどれだけ青く仕上げても、いつ死んでしまうか分からないので安心する事ができない。
私が今まで育ててきたクイーンで(入手間もない時期は除く)事前に死ぬ事が察知できたのは1匹だけで、その他は死ぬまで全く察知する事ができずに死なせてしまっている。
現在のボスもまだ3年と3ヶ月しか育てていないので、いつ死ぬか分からない・・・・
そんなところで、この先は色揚げよりも突然死させない方法を見つけていく事を大切にするつもり。
自分で見つけようとするより、各種大型ヤッコの長期飼育をされてるミニミニさんに聞いた方が早いかな(笑)