AC100Vのゼロクロス地点を検出して、トライアックに信号を送るところまでの部分までは、ほぼ思い通りにできてきているので、ここから実際にAC100Vを削って電圧をコントロールする回路を組み込んでいく。
マイコン(AVR)も、ここまではなんとか無事に機能してくれてるけれども、ここからはAC100Vの大きな電流をスイッチングすることになるので、どんなノイズが発生するのか判らないし、下手をするとノイズでマイコンが無事に機能できなくなるかもしれない。
なので、ここからが本番となる。
今回、AC100Vのスイッチングの主役に使おうとしてるのは、秋月で売ってる
「ソリッド・ステート・リレー(SSR)キット 25A(20A)タイプ」
ただし、このSSRは「ゼロクロス動作」で、ゼロクロス地点でしかONにできないので、そのままではAC100Vを削り落とす事ができない。なので、このキットの中に入ってるフォトトライアック(ゼロクロスタイプ)を「非ゼロクロスタイプ」のフォトトライアックに取り替えて、他のパーツはそのまま使ってみる。
↑左がキットに付属されているゼロクロスタイプで右が取り替えた非ゼロクロスタイプのフォトトライアック。
そして、このキットにプラスして、100Ω1Wの抵抗と0.1μF450Vのコンデンサーをノイズフィルターとして追加してみる事にした。
ほぼ組み上がったのがこれ
いきなり本物のマグネットポンプを繋いでテストして、ポンプを壊してしまったら笑い事では済まないので、テストのために100Vの電球を繋いでテストしてみる。
よし、うまく作動している!!
でも、ここでテストに使ってるランプは100V54W。
実際にコントロールしようと思ってるマグネットポンプは170Wなので3倍以上だし、やはり実際にポンプをつないでテストしないとなんとも言えませんね!!