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昨日は換水予定ではなかったんですが・・・ 本当は2週間先が換水の予定日で そこまで嫌気タンクをフル回転で硝酸塩を完全に落としてから換水するつもりでしたが 考えてみると そこまで引っ張る意味が無いのではと・・・ 今回の換水は栄養塩を除去するのが目的ではなくて 足りなくなってる成分をバランスよく再現するのが目的だったからです で、急遽、400リッターの大量換水とシステムの変更を決行しました やっぱり水が綺麗!! 200リッターの貯水タンクで400リッターの換水は結構大変で 普通に考えると2回溶かせば良さそうなものなんですが、家では3回溶かす必要があるんです なぜなら、本水槽の水量が400リッター、サンプが100リッターの合計500リッター ここから400リッター抜く必要がある訳で、残りが100リッターになります、サンプから50リッター、本水槽から350リッターです ここで本水槽の水量が50リッターになるので貯水タンクの200リッターを全部入れても250リッターになり サンゴのいくつかが水面から顔を出す事になり、次の200リッターを溶かす間にサンゴにダメージが・・・と言う事になります これを防ぐ為に まず循環ポンプを止めて本水槽のパワーヘッドだけを回しておき、本水槽とサンプの循環を切り離して、サンプから50リッター抜き取り、最初に作った200リッターの内、100リッターだけをサンプに入れる(サンプは満タンにすると150リッター) タンクに100リッター残ってますが そのまま100リッターの水と100リッター分の塩を追加して再度溶かす(ライブシーソルトなので2時間ほど) この塩が溶けた時点で本水槽から350リッター抜き取ってから 貯水タンクから全量(200リッター)と、循環ポンプを回してサンプから100リッターの合計300リッターを一気に本水槽にぶち込む!! これで本水槽が350リッターになるので水面から出るのは無くなる ここで再度循環ポンプを止めて 最後に100リッター分の水を作る(また3時間ほど) これが溶ければ 本水槽にぶち込んで完了です!! と言う事で3回溶かさないといけない訳です 換水はこんな感じで無事終了し、システムの再構築になるんですが、今回のコンセプトは出来る限り機材を少なく、或いは弱くを目指してみる事にした これは 今回スキマー作成を強力にする事で起こったシステム及び、生体の変化から考えた事です ・・ここで、ざっと スキマーを強力にする事で起こった変化を・・・ まず良くなった事は ・水の透明度が良くなった事 良く考えると、これだけ!! 悪くなった事は ・嫌気タンクが全く働かなくなる事で硝酸塩値が下がらなくなった(もちろん上がる事も無いが) ・ナガレハナサンゴ、ヌメリトサカが調子を落とし始めてきた(このヌメリトサカは今まで何があってもビクともしない、家の水槽では一番元気だったサンゴ) ・ミドリイシが全般的に夜のポリプの出が悪くなった(昼は変わらない) こうして見ると悪い事の方が多い ただ、これは家のシステムでは、と言う事で 強いスキマーを付けるのが悪い訳ではない事だけは先に言っておきます ・・なぜ こうなったのか? まずはスキマーの基本的な能力で 水中の汚れを除去する力 これは当然の事で、この効果で水の透明度は、はっきりと上がって綺麗になった それと合わせてこれも当然の事ですが有機物や各種の成分も除去する事 この中で有機物を除去する事は良い事だと思ってましたが 有機物に関しては思った以上に徹底的に除去されてしまう様で、これは嫌気タンクが働かなくなった事で判断できます あと、ミドリイシとナガレハナサンゴ、ヌメリトサカの状態が下がったのは 有機物の過剰除去のせいか、微量成分の過剰除去のせいかは今のところ判断できていません ただ、ここしばらく この不調を見てCOM1,COM2などの添加は時々やっておりましたが特に変化は無かったので これも有機物の過剰除去のほうが有力な感じがする ・・と言う事は 有機物は大事な物なんだ!!と もちろん、有機物は汚れの根源であり、多くて良いものではない でも、過剰に除去してしまうのも良くないのでは! 家の場合は嫌気タンクがあるのでそれが働かなくなりましたが、これはDSBでも同じ事が言えると思います 家の嫌気タンクはDSBより数段強力な硝酸塩の還元能力があるのですが、それが働かなくなる訳ですからDSBも働らかなくなると思われます DSBでなくてもライブロックや単なる底砂にも、大なり小なり硝酸還元能力があるんですが、それも有機物が無くなると働かなくなる という事で スキマーが強ければ強いほどシステム全体の硝酸還元能力は低くなり、ある程度以上になると能力が無くなると思っていい 但し、それと逆に硝酸塩が上がる前に それを抑える力は強力になればなるほど強くなるのは当然の事です ・・ではどちらが良いのか? これは好みの問題、と言うか自分のコンセプトでセッティングすれば良いかなと思います、どちらが良い、悪いの問題では無いと思います ・・で、良い水を維持するには!! という事ですが その前に良い水とは!! これは何も添加していない新しい水、もっと良いのは天然海水かと思います、その水の出来る限り元の状態を維持できてる水が良い水だと思ってますが、サンゴや魚、特に魚が入ってると排泄物などの影響で変わってきます この変わってきた水の中から アンモニア、亜硝酸は当然、硝酸塩とリン酸塩だけを除去し続ける水で添加するのは生体が消費した成分だけを添加するのが一番良い水ではと思ってます スキマーではそれらの元になるたんぱく質を除去するのですが 以前から言われてる事でそれ以外の成分も多く除去してしまうので その除去されたであろう成分を添加剤を使って添加する事で補うのが一般的な方法ですが 何がどれだけ除去されたのかを正確に掴むのは科学者でないとできない領域だと思うし、総合添加剤などは除去された物もそうでない物も添加する訳で 中には過剰添加になってしまう成分が出るはずですので これを続けると、いずれ成分のバランスが崩れてしまうと思ってる ・・この辺の事をいろいろ考えた挙句! スキマーを出来る限り小さい能力で働かせて、嫌気タンクも止めて水槽内のライブロックのみで硝酸還元も行う リン酸塩は鉄釘に依って除去する 生体が消費する微量成分に関しては リアクターに補充させる 合わせて物理濾過は強化する という最低限の設備でやり直してみる事にしました 具体的には、 ・嫌気タンクを完全にストップ ・スキマーの泡を1/3くらいに減量(弱く) ・デトリタス袋の設置 ・・この3本柱でしばらくやってみる事にしました!! ・・・いつもの事ですが、どうなる事か? ___________________________________ 話は変わって 最近、いろいろそんな事をやってる関係で試薬の消費量が増えている! 試薬も安いものではなくて たくさん使うと勿体無い そこで もう既にされてる方も多いと思いますが 私がやってる試薬の節約法を・・・・ ・テトラのKHテスター これは5ccのテスト水を2.5ccにして 試薬を添加!! 色が変わったところで 添加した滴数を倍にすれば答が出る ・レッドシーのリン酸塩テスター テスト水を半分にして 試薬の滴数も半分にする ・テトラのスティック式の硝酸塩テスター(スティックタイプならどれでも) スティックを縦に細く半分(できれば1/3でも1/4でもいい)に ハサミで切って使う ・レッドシーの硝酸塩テスター テスト水を5ccのところを2ccにする 試薬Aを2滴、Bを2滴、Cを3滴 これで ほぼ正確に測れる!! こんな感じです 試薬が勿体無いと思う方は是非どうぞ!!
by masax7790
| 2008-05-12 12:13
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