水槽飼育 特にリーフタンクをやってると 入れた覚えの無い生物がいっぱい入ってきます
シャコやエビやカニ ウニやらヒトデやら イソギンチャクやら
この中に サンゴを食うヤツやら 魚を襲うヤツやら またサンゴに害を及ぼすヤツやら
悪いのもたくさんいますが 悪いというのは あくまでも飼い主から見た観点であって 悪者と思われる生物にとっては迷惑な話です
近頃はライブロックが海水魚飼育の必需品のように言われて しかも ライブロックの使い方の中にキュアリングという作業があり これもしなければいけないような言われ方をしている
ライブロックに付着している生物達を綺麗に掃除するような作業ですが いったい何の為のライブロックなんだろう? キュアリングなどするくらいならデッドロックにすればいい
こんなライブロック、買ってまで入れる意味が無いと、私なら思いますし 実際にライブロックなど入れた事はありません
バクテリアが欲しいだけなら デッドロックで充分なのに わざわざ高いライブロックを入手して せっかくいっぱい着いてる生物を掃除して まったくの無駄遣いです
ちょっと話は逸れましたが、本当はヤツらも 一生懸命生きてる訳で決して悪い事はしていないし そんなのを入れたくなければ 最初からライブロックなど使わなければいい
そうは言っても 私も明らかに私達にとって害を及ぼすヤツらは退治します
でも中には 本当は何も害を及ぼさないのに退治されてる なんとも可愛そうなヤツらがたくさんいると思います
最近まで私も悪者だと思って退治しようとしていたヤツがこれ
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ハサミしか映ってませんが カニです
大きなカニですが滅多に昼間は表には出て来なくて 夜の暗いうちだけ表に出てきて 明かりが点くと そそくさと一瞬で隠れてしまうので 見る事も滅多にない
この見えてるハサミだけで4センチくらいあって甲が5センチ、足を広げると10センチ以上あって 毛むくじゃら
どこから見ても 極悪
でも珍しく 明るい時に私がいるのに気付かなかったみたいで 岩陰から大きなハサミを出していましたので撮影しました
よくよく動きを見てると この大きなカニが食べてるのはヒゲゴケやバロニアでした
以前、このカニを捕獲する為に 捕獲器に刺身などを入れて仕掛けましたが一向に捕まらない
余程、賢いカニだと思ってたのですが なんと草食だったんですね、捕まる筈がない
殺さなくて良かった 見掛けによらず善人だったんです
こんな事があるので容疑者である間は殺生しないように心がけたいと思います