以前にも記事に書いたように 家では特にカーリーを悪役扱いしてませんでした
なぜなら 特に本水槽にはカーリーが大繁殖する事も無かったのと いた筈のカーリーが消えてしまったりと 特に困る事も無かったからです
まったくいない訳ではなく 岩の奥の方の魚もヤドカリも入れないようなところには いくつか生息してるんですが気にしてませんでした
本水槽と繋がってるレフジュームタンクには以前からいっぱいカーリーが繁殖してたし 太陽光ブリードタンクにも最近カーリーが増えてきていたところで 以前は きっとクイーンエンゼルとヤドカリが食ってるんだと思ってました
特に困ってる訳でもありませんが ブリードタンクに繁殖してくるのも厄介だなぁ~、と考えていて ヤドカリでも入れておこうかと思ったのですが
でも ちょっと待てよ
ヤドカリを入れてるNanoリーフタンクにもカーリーが繁殖し始めてるなぁ
それじゃ食ってるのはヤドカリでは無いのか?
本水槽では何が活躍してるんだろう?
ほんじゃ クイーンか?
ヤドカリじゃないなら ヤドカリを入れても仕方ない
そんな事、推測してなくても カーリーを本水槽にぶち込んでみれば分かるやん!!
カーリーを本水槽にぶち込んでみて ゆっくり観察してれば何が食ってるか分かるかも知れない
という事で Nanoリーフにカーリーがいっぱい着いた岩があったので その岩を本水槽の良く見えるところに置いてみようと・・・
この通り フサフサにカーリーの繁殖した岩です
今日は忙しくもないし これを本水槽に入れて ゆっくり のんびり観察してよう、と思って 脚立に乗って本水槽に投入して ほんの数秒
まだ脚立から降りるまでの間に動きが出始めた!!
ちょっと待てよ まだカメラ用意してないんやけど・・・・
こんなに早く動きが出るとは思ってなかったので ちょっと慌ててしまいました
あっという間に寄ってきたのは クイーンではなく なんとハタタテダイ
ハタタテダイが食うはずもないし、と思って見ていると
寄ってきたと思ったら 考える事もなく機関銃のように猛攻撃が始まった!!
こっちが慌ててカメラを取りに行って 戻ってきたらフサフサだったカーリーが もう殆ど残っていない
慌てて撮影しましたが もう既にハタタテも腹が膨れてきたんでしょう あんまり激しく食ってませんが とりあえず激写です
あっという間に丸ハゲです
ホントかな?
と思って もう一つ カーリーのいっぱい着いた岩を投入してみた
もう腹いっぱいなんでしょう
今度はゆっくり少しずつ食べてます
これも買い物に出かけて戻ってきたら 丸ハゲでした
跡形もなく食べられてます
最後の仕上げに出てきたのがスベスベサンゴヤドカリ
残ったカーリーの肉片でも食ってるんだろうか?
画像にも出てきてますが クイーンは一切手を出しませんでしたし 他の魚も手は出しませんでした(魚に手はない)
以前のボスクイーンなら食ってた気もしますが 現場を押さえてませんので何とも言えません
とりあえず ハタタテダイはカーリーハンターだった、って事です
サンゴを食う訳でもないし まさかハタタテダイがカーリーを食ってたとは考えてもいませんでしたが現行犯です
なんだったかカーリーを食うエビは有名だけど ハタタテダイがカーリーハンターだなんて聞いた事ない・・・・・
エビなんかとは全然パワーが違います
あっという間に触手合わせて5センチくらいのカーリーを10個以上は食いましたよ!!
それなら普通にチョチョウウオだって飼い主が気付いてないだけで カーリー食うんじゃない?
このハタタテダイだけが食うのかどうかは知りませんが お困りの方は試してみては??