現在作成中のサーモスタット回路に使っている 温度センサー DS18B20
デジタル式で非常に正確な事は以前の記事にも書きましたが
少し気になる事がありました
いつも回路を工作したり プログラムを書き込むところでは 何の問題も無く正確な温度を表示するんですが いざ本来のパートである水槽周辺にセットすると いつもではありませんが 突然変な有り得ない温度を表示する事が多かった
これは いつもという訳ではなく まったく大丈夫だと感じる時と 見てるとしょっちゅう変な温度を示してる時とがあって きっとプログラムの不具合だろうと いろいろプログラムを点検してみたり 書き換えてみたりしてたのですが 原因は判らず
センサーの配線の接触不良だろうか、と何本もケーブルを換えてみたり
でも これと言って原因が掴めなかった
ただ変な温度を示すのは一瞬なので 例えばヒーターONの信号なら 続けて3回ONの信号が出た時だけ 本当にONにしたり 有り得ない大きな温度変化は無視する、というようなエラー回避のプログラムに書き換えていた
これで 実際のところは機能としては問題が無くなったので そんなに気にしてる訳では無かったのですが ふとした事で原因が判った
先日から取り付けてテストしてるSDカードのデータログが ちょこちょこバグがあって 書き込んでは点検して 書き込んでは点検して、と繰り返してるところでしたが その中の1時間単位のデータをグラフにしたのは記事に載せた事がありましたが 別に何とはなく10秒単位のデータをグラフにしてみた
それがこれ
このグラフの中で タラ~ンと汁が垂れたみたいになってるところが異常なデータが出ている部分ですが 集中してる時間帯がある
んん、ひょっとして・・・・・
このグラフの中に垂れまくってるところが2ヶ所 どちらも同じような幅で 約2時間
この2ヶ所の間になってる空間が 約3時間
そうです スキマーの間欠運転と同期してるんですね(2時間ON、3時間OFF)
スキマーの動力になってるマグネットポンプがノイズを出してるという事だと思われる
なので 水槽から離れたところでのテストでは症状が出ない
この温度センサーはノイズには強いと聞いてたので 無防備にシールドではないケーブルを使いましたが マグネットポンプの強いノイズには勝てなかったようなので 最終的には温度センサーのケーブルをシールド線に換える事にした
なかなか電気は難しい!!
どんな正確な温度センサーでも 使い方一つで狂ってしまう、という事です