エイハイム1250で デトリタス除去器としては しっかり機能する事は判りましたので
ここから いったい どこまで高性能なフィルターにできるのか?
と、いう部分を突き詰めていきたい
ここで言う 高性能というのは どこまで粒子が小さくて、比重が海水に近いゴミを除去できるか、という部分です
このあたりの高性能を求めるには 理論上、回転数を上げるのが良いのは判ってますが
非現実的なデカいポンプを用意しても使い物にならないし
とりあえず現在私が使ってるポンプの中で一番強力な RMD551(70L/min)で どこまでの性能が出せるのか?、という部分を確かめてみる
少しずつ大きくするのも しんき臭いので 一気にRMD551でやってみます
1号機は入口出口ともに 13Aのサイズで作ったので RMD551用に20Aサイズで新しく作ろうか どうしようか、と考えたのですが 2つ作っても仕方が無いので
13Aの吸い込みであろうが 20Aの押し込みであろうが どちらでも切り替えられるようにアダプターを付ける事にした
これで 配管抵抗などを考えずに単純計算すれば 1250と比べて回転数は3.5倍
回転数が3.5倍になれば 遠心力は12.25倍
処理水量はそのまま3.5倍
これで どれくらい濾過能力になるのか?
とりあえず やってみた!!
マグネットポンプの吸い込みはサンプなので そのままマグネットポンプを 今回はインテーク側に繋ぎ 排水をサンプに戻す
サンプにもたっぷりデトリタスが貯まってるので サンプの中で循環します
サイクロンをセットしてポンプを回してから サンプの中をかき回してデトを巻き上げる
一気に汚れを濃縮するように ゴミ貯めの中の汚れが濃くなって
ペットボトル内がドロドロになる
これは凄い!!
強いポンプだと違うなぁ~~
と思ったのですが
そのまま 回し続けても どんどんゴミが貯まってくるわけではなく
ペットボトルも かなりドロドロにはなったけれども ある程度以上汚れが濃くならない
よく見ると ペットボトルの内部の水もサイクロンの影響でかなり攪拌されており 内部でゴミが沈殿せずに舞い上がっている
舞い上がってしまう事で 分離されて出てきたゴミが再度逆戻りして出て行ってしまうのが有るようだ
ゴミ貯めを大きな物に換えるか、あるいは内部に乱流が発生しないように細工するか、
あるいは 排出口からゴミが逆流しない工夫をするか?
この辺に しっかり機能させる為のノウハウが有りそうだ!!
あっさり完成とは いかない様なので
じっくりと煮詰めていきます!!