今回、クイーンのチビを入海させるに当たって一番気を使ったのが
「水合わせ」
今まででも 魚を新しく入れる時には 必ず3時間以上の水合わせをやってきた
これは 今はもう無くなってしまった大阪にあったショップで私が知ってる中では
一番、魚の状態が良かったブルーステーションさんで 昔に教わった事ですが
今も続けている(それまでは かなり適当な水合わせで 長くて30分)
ヤッコなどは 新しく水槽に入れると 特に初期段階でかなり高い確率で 大なり小なり
白点が出たものですが この長時間の水合わせを習慣にするようになってから
初期の白点をかなり抑えられるようになったので
この長時間の水合わせは今も重要視している
ただ 簡単に長時間の水合わせと言っても 設備が無ければ難しいもので
長時間になればなるほど 例えばバケツなんかでやった時には
温度が合わなくなってくるので時間に限界が出てくる
夏や冬は それこそ
信用できるショップで、しかも薬を入れた事のない水槽に泳いでいた魚を
買ってきた時なら メインタンクにプラケースでも浮かべて そこへ点滴すれば
水も温度も同時に合わせられるので 簡単に長時間の水合わせができるので
今までも 多くの場合、こうしてたけど
薬を使った事のある水槽に泳いでいた場合や まだあんまり知らないショップで
買ってきた場合は 水槽に浮かべて合わせるわけにはいかない
そんなところで チビを入れるに当たって どこで買ってきても どんな季節でも
完璧な水合わせができるように あらかじめ作っておいたのが 水合わせタンク
この水合わせタンクは 簡単に言うと メインタンクにプラケースを浮かべて
水合わせするのと同じ理屈で 温度合わせと水合わせが同時に
できるように考えたもので
プラケースを浮かべた方法だと 溢れた水がメインタンクに戻るのを
この水合わせタンクの場合は ホースで外へ排水するようにしただけですが
これが なかなか上手く狙い通りに仕上がったようで
今回のチビも パーフェクトな水合わせができた!!
仕組みを簡単に書くと こんな感じ!!
餌付けタンクには 常にメインタンクの水が循環している
まったく どって事ない設備ですが 有ると便利です(居眠りしてても大丈夫)