昨日、それまで使っていた窒素液肥の代わりに 尿素が使えそうだったのでテストしていたところでした。
昨日は2つのボトルをセットして 一つは 500ccの飼育水に5滴の10%尿素水溶液と2ccのみりん、もう一つは 500ccの飼育水に8滴の液肥と2ccのみりんを再セットしてエアレーションしておいた。
左側が窒素液肥を8滴、右が尿素水溶液を5滴
右側は昨日、窒素液肥を5滴入れたのと ほぼ同程度の下がり具合!!
狙い通りの結果になった。
もう一度 確認のため 尿素水溶液を8滴入れたボトルを再セットしておいて また明日にでも確認してみる。
この尿素は使える!!
色素など余分なものは含まれていないのが良い。
今日は それと合わせて シュウさんから御指摘頂いたBBシステムの点検をしてみた。
BPシステム(バクテリオプランクトン)ではなく BBシステム(バクテリアベッド)です
このBBシステムというのは バクテリアの性質を利用して バクテリアに優先的にリン酸塩を処理させるシステムで、私がBPシステムを始めた頃 鉄釘タンクでも 吸着剤でも 0ppmに(試薬で)落としきれなかったリン酸塩を しっかり試薬で検出できないレベルに落とす事ができるようになったシステムでした。
確かに今のリン酸塩の状況から考えると 普通に魚の排泄物などから発生するリン酸塩だけではなくて どこかがリン酸塩工場になってるとしか思えない状況ではありますし どこがリン酸塩工場になる可能性があるか?、と考えたときには このBBリアクターの機能から考えて一番可能性が高いかもしれない。
順調に回っている時はリン酸塩処理場ですが バランスが狂うとリン酸塩発生装置にもなり得るシステムです。
使っている私本人が 使っている事をすっかり忘れていた このシステムにシュウさんが気付いて下さいました。
結構、不便なところにセットしてるので 取り出すのは結構面倒で こんな機会がないとメンテナンスする事もありません。
これをなんとか取りだして
確認すると 中のドライボールはデトリタスのような、泥のような、スライムのようなものに包まれたようになっていたので 中に水が通らず、嫌気状態が強く成り過ぎていたかもしれないし ギャオスが猛威を奮って パオスを封じ込めていたかもしれない。
このBBリアクターと 中のドライボールを洗い 再セットしておいた。
これで リン酸処理能力が回復してくれる事を祈っておこう!!