脱脂粉乳で培養し直したヤクルト。
12時間後に取りだして冷蔵庫で冷やしてから 試飲してみると すごくさっぱりした薄味のヤクルトができている。
薄味でガブガブ飲めるヤクルトが出来上がったのは良いけど 目指すものはヤクルトそのものなので ちょっと足りない。
足りないものは 酸味と甘みで 甘みは砂糖の分量を変えればどうにでもできるけれども 酸味が足りないのは 培養が弱かったかも知れない。
12時間では足りなかったのかも知れないので もう一度電子レンジで軽く温めてから培養タンクに入れておく。
そのまま3時間ほど追加培養してから味見をしてみると・・・・
少し味が濃くなって よりヤクルトらしい味になってきたので このまま培養時間を12時間延長してみる。 本当は3時間程度の延長にするべきなんですが 夜も遅いので翌朝までの延長です。
これで 味見をしようと出してみると 今度はヨーグルトほどでは無いけれども固まってしまっていた。ちょっとやり過ぎたようだ(笑)・・・・失敗
でも 味はかなりヤクルトに近くなったので 培養時間を18時間にしてもう一度やってみる。
このヤクルトの乳酸菌は「カゼイ シロタ株」で通性嫌気性らしいので 次は培養液の酸素を抜いて嫌気に近い状態で培養する事もテストしてみた
結果は・・・・・
できた~~!!
まったく固まらずにサラサラ
味は甘さを抑えたヤクルト!!・・・間違い無くヤクルト
「大人のヤクルト」とでも呼びたい仕上がりで 本物のヤクルトよりも美味い!!
本物も飲み始めたらやめられない味ですが 本物よりあっさりしてるので
もっとやめられない(笑)
甘さは 砂糖の添加量でなんとでもできるので
これで ヤクルトの培養は成功です!!
ヤクルトの培養をされてる方が少なかったので 難しいのかな?、と思ってましたが
意外と簡単でした(笑)
一応、レシピを公開・・・・・
スキムミルク(脱脂粉乳)は森永のスキムミルク
400ccの沸かしたお湯に スキムミルクを48gと砂糖を大さじ1杯 しっかり溶かしてから ジップロック スクリューロック(470cc)に入れ蓋を緩めた状態で電子レンジに入れ もう一度熱して ほんの少し沸騰し始めたところで電子レンジを止めて取り出してから 蓋をしっかり締めておいて 40℃以下に冷めるまで放置する(氷水に浸けると尚良い)。
(上で電子レンジで沸騰させるのは ミルクに溶けた溶存酸素を抜くためですので 必要が無いかも知れません)
40℃以下に冷めたら蓋を開けて ヤクルトを1本入れてから再度蓋をしっかり締めて 36.5℃で18時間培養。
培養が終われば冷蔵庫で冷やして 完成!!