電解回路のトラブルで 回路を組み直すまでの間、電解によるリン酸塩除去のテストは中断する事になったので ここでテストのタイミングを見ていた 黒土による「フルボ酸鉄」の生産のテストも進める事にした。
フルボ酸鉄によって海が活き返る事は間違いなく 実際に各地で環境改善の為に使われている事でもあるので いろんなところで この情報は目にする。
でも以外と 情報が見つからないのが フルボ酸鉄がリン酸塩を処理する事ができるのか、あるいはできないのか?、という情報。
なんとなく処理しそうな気もするけど もしそうだとしたら何らかの情報がありそうなものだし、でもなんとなく処理するような事が書いてある情報もある。
いつもの事ですが 知りたけりゃ、自分でやってみろ!!
ちょうどメインタンクと切り離したテストタンクのリン酸塩が高いまま(0.64ppm程度)で維持されているので このタンクでテストに入る事にした。
今回使うのは 100均のタッパー
このタッパーの底に 砕いた木炭と90ミリの鉄釘を2本
そして この上から黒土を被せて埋めてしまう
そして 上から押さえてしっかりと土を固めてから そっとテストタンクに沈める
黒土の濁りで タッパーが見えませんが 一番奥の水流を一番受けないところに沈めてある。
このテストタンクには濾過設備はなく 単なる水槽の底にパウダー砂が3センチ程度敷いてあるだけで パワーヘッドで水流を作ってあるだけ。
バクトフードSPのテストの為にセットしておいたテストタンクですが この状態にしてから ほぼ1ヶ月が過ぎて 泳がせていたイエローベリーダムセルは途中、ポンプの故障のため太陽光ブリードタンクへ移したけれども 無敵のシコロサンゴはそのまま入れてあり 今も問題無く元気に生きている。
まったく立ち上げ期間なしで バクトフードだけで立ち上げた金魚鉢水槽ですが すばらしいパワーを見せてくれた。
この同じタンクで ここからフルボ酸鉄のテストに切り替えていく。
このテストは少なくとも変化が現れるのに数週間は掛るだろうから とりあえずセットだけしておいて また変化が出れば記事にする。