ファーストステージのエアレーションを再開して 電解時間を120秒間で20秒に延長したものを測定すると タンク排水のリン酸塩は下がってはいるものの0.1ppm程度なので下がりきってはいない。
タンクを通過するのに掛かる時間は約3時間程度で 処理しきれていない状態で排水される可能性を考えて排水を一部、ペットボトルに採っておいてエアレーションして置いておいたのを測定してみると
よしよし しっかり0ppmまで落ちている。これだと水槽に戻ってからも処理できるはずなので タンクからの排水が0ppmまで落ちていなくても心配は要らない。
ペットボトルとは違って大きなスペースへ時間を掛けてゆっくりと鉄を溶かす事になるので 部分あたりの鉄イオン濃度が どうしても薄くなるので 鉄イオンがリン酸塩と出会う率が低くなって リン酸鉄にならずに単なる錆となって沈殿する部分が増えてしまうのかも知れない。要は効率が下がる。
効率を上げるには ボトルと同じように短時間でドバっと一気に溶かす必要があるのかもしれないけれども それはなかなか大変な事になるので とりあえず 電解時間を120秒のうち20秒から 120秒のうち30秒に延長してみる。
タンクの排水は変化が出ないかもしれないけれども やるだけやってみよう。