どうも調子が今一だった電解回路
出力のフルブリッジICの調子が悪かったので トランジスタでフルブリッジを組み込んだのですが 机上でのテストは万全だったけれども これも実際に使い始めると調子が悪くて なぜかおそらくHブリッジの両チャンネルが同時にONになってしまう現象が出て 電流垂れ流しの状態になる事がある。
どこか回路がショートでもしてるのか?、と各部点検するけれども不備は見つからないし マイコンから両チャンネル同時に信号が出てる訳でもない。
いろいろ点検して マイコンのポートに繋がってるリード線を外して 別の所から信号を送ると異常が出ないけれども ポートに繋ぐとたちまち異常が出るので ひょっとするとポートからの信号を隣のポートが拾って反対側のMOSFETをONしてしまってるのか、あるいはMOSFETまでのリード線が長くてノイズを拾ってしまうのかも知れない。
そこまで考えたところでオシロで点検しようと思ったら いろいろ回路を触り倒したのが原因で回路がイカれてしまって続きの点検ができなくなってしまった。こうなってくると突然、気が短くなる性格なもので ああだ、こうだと点検してるより新しく回路を組み直す方が早い。本当の原因を見つける事も大切な事ではあるけれども 早く作り直さないと鉄電解のテストが進まないので ここは優先順位を考えて 完全に作り直す事にした。
今までの回路は マイコンなどの制御回路と ドライバーなどの出力回路のGNDが共通でしたが なんとなくこれが一番の原因では無いか?、という気がしてきたので 絶縁型のDCDCコンバーターで制御回路と出力回路を絶縁する事にした。それと合わせて 最初に使っていたフルブリッジドライバーICをリベンジのために再度使ってみる。
そんなところで 必要なパーツを またもや秋月に発注し 届いたので早速、製作
ざっと主な配線をして 導通と絶縁のチェックだけしておいた。