電気ショッカーのパーツが届いたので 早速、作製に入る。
今回、商用電源からDC141Vを直接取り出す事にしたので マイコンの電源もACアダプターではなくてトランスで降圧して使う為、まずは AC100Vから出力電源用のDC141Vと マイコン電源用のDC12Vを取り出す電源回路を作る。
ACポンプインバーターの時のような大きなコンデンサを使っていないけど大丈夫かな?
とりあえず 無事に組めているかどうか、確認の為にAC100Vを繋いだ瞬間・・・
バチッ・・・・!!
大きな火花と共に 爆音が走った。(爆音は大袈裟か?)
やっちまった・・・・・
すぐに電源を抜いて 基板をみると 裏に黒くなった部分があって そのあたりに火花が飛んだようだ。
ちょうどブリッジダイオードの下の部分になるけれども ブリッジダイオードの裏側はアルミで包まれてるので 裏側に火花が飛ぶはずも無いだろう??、と思いながら 他の配線などもチェックするけれども 可笑しな部分は無いので 恐る恐る もう一度電源を挿してみると 特に何も起こらない。
そのままテスターで出力を見ると DC143VとDC20V(12Vで良かったけど)の出力がちゃんと出ている??
パーツが焼けて飛んだ訳ではなく おそらく基板の配線間にはんだのカスでも付着していて それが一瞬でヒューズが飛ぶように焼けて飛んだんだろうか?、と思った次の瞬間 気付いた!!
このブリッジダイオードの周りがアルミで このアルミの部分を基板に接着剤でくっ付けてるんだった。
で この基板はユニバーサル基板で ちょうどこのブリッジダイオードをくっ付けてる裏側にAC100Vの入力をトランスへ送る「すず線」を走らせてる事に気付いた。
要するに 入力のAC100Vがブリッジダイオードのアルミケースでショートした、って事で ショートして焼けた事で ショートしてたところが飛んで 無事に離れた、と言うことの様だ。
ユニバーサル基板は反対側にも電気が流れる事を忘れていた!!
ここは非常に危険なので しっかりと分離し直しておく
しかし それでも非常に危険で怖い基板である事は間違いないので この基板の絶縁はしっかりと施しておく事にする。
次は DC141VをスイッチングするためのMOSFETのゲートを駆動するパルスを作るための回路を組んでみる。ここはMOSFETのHブリッジにしようか、とも思ったけれども Hブリッジを組むと、おそらく私はパラメーターの設定が下手なんだろう?、トランジスタを飛ばしてしまう事がよくあって 今回のようにDC141Vの駆動で飛ばすと非常に危険なので 今回はACインバーターの時に使って実績のあるプッシュプル回路を2つ組み合わせたパターンでやってみる事にし このMOSFETのゲートを駆動する為のパルスをトランスで作る事にした。この方法もACインバーターで使ったのと似た方法。
これも回路を組んでみてパルスを出力してみると
およそ160V程度のパルスが出力できているので うまくできた様だ。
このパルスでMOSFETがうまく駆動できるかどうか?
そして次は最終段のドライブ回路(プッシュプル)をパワーMOSFETで組んでみる。ここは簡単な回路ではあるけれども 大きな電流を駆動するのでN型、P型のFETのON、OFFのタイミングが合わないと大きな貫通電流が流れてしまったり ちょっとの事でつまづいて焼いてしまう可能性があるところでもある。
このMOSFET部分だけは放熱の必要性を考えて(熱くなるかどうか分からないけど) 他の回路とは分離してリード線で繋ぐ
まずはテストの為にDC12Vを繋いでランプを繋ぎ ゲートを手入力で動作をテストすると とりあえず無事に動作する。
時間が遅くなってきたので 今日のところはここまで・・・・・
明日から仕事は休みで 家族を連れてカニを食べに行くので 続きは帰ってからやります。
因みに 私はエビ、カニアレルギーで食えませんので 単なる運転手です(笑)