食べても食べても痩せていくクイーンチビチビ
先日、クイーンチビチビの痩せが 内臓疾患かも?、と書きましたが 他に精神的ストレスによる消化不良というのも考えられる。
ただ、精神的ストレスなら 先にまず餌を食わなくなるだろう?、との観点から内臓疾患を疑ったけれども この精神的ストレスも原因として無いとは言えないはずだ。
この精神的ストレスの原因になるのは 見合いタンクでのクイーンデカチビからの威嚇!!
それでも 餌はしっかり食べてるので ストレスにはなっていないだろう?、と判断してましたが 餌は食うけど食った餌は消化不良で栄養が摂れない、なんてデリケートな人間みたいなストレスが魚にもあるかも知れないので その部分を考慮して改善してみる。
方法は簡単な事で 見合いタンクから再度 餌付けタンクへ戻して白点が強くなっても ここから移動させずにゆっくりと体格が戻るのを待つ。
ただ、もしも体格が戻っても メインタンクへ入れるには必ず見合いが必要になるので このままだと再度、見合いタンクへ入れる必要が出てくるので それだと同じ事の繰り返しになる。
これを防ぐには ごく一般的な手法だけれども クイーンデカチビを捕獲して隔離してから チビチビをメインタンクへ放流し メインタンク内でチビチビの地位が上位になった時点で 隔離しておいたデカチビをメインタンクへ放流する。要するに地位を逆転させる。
その為には まずクイーンデカチビを捕獲してメインタンクから隔離する必要があり 方法としては 以前に作製した電気ショッカーを使えば簡単な事だけれども 電気ショックでどんな障害が出るかも知れないので できる事ならこれは最後の手段にしたい。
そんなところで もう一つ、サンゴを動かせない複雑なリーフタンクで魚を捕獲する方法を・・
使うのは見合いタンクで 見合いタンクをそのままメインタンクにセットしておいて 見合いタンクの扉を開けておく。そして メインタンクへの給餌の時に 餌をメインタンクへ直接入れずに見合いタンクへ入れるようにすると 少しずつ見合いタンクの扉から餌がメインタンクへ流れていく。魚達は初めのうちはその見合いタンクから餌が流れ出るのを外で待っていて 出てきた瞬間に餌に飛びつくけれども そのうち慣れてくると根性のある魚から順番に 餌が出るのを待ちきれずに自分から見合いタンクへ入って餌を摂るようになってくる。こうして狙った魚が入れば あとは扉を閉めてやれば捕獲完了!!
この見合いタンクの扉は ステンレスの針金で上に吊ってあるだけなので 引っ掛けてある針金を外せば扉が下に落ちて閉まる仕組みになっていて スズメ捕りのワナのようなもの。
でも 一番大切なのはチビチビの体格を戻してやれるかどうか!