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BPシステムについて復習

ここ最近 シュウさんからいろいろとシステムについてのアドバイスを頂いていたところですが そのアドバイスの中で「ベルリンシステムなら・・・・」「BPシステムなら・・・・」という切り分けが多くあった。この事について今まで自分では「ベルリンシステムだから・・・」「BPシステムだから・・・・」という事をあまり意識しておらず ザックリとBPシステムはベルリンシステムの延長的な意識をしていた。そのせいで先日の記事に書いたように 自分の考えてる事とやってる事の大きな矛盾が生じてた訳ですが 確かに このベルリンシステムとBPシステムは見た面は丸っきり同じだけれども全く違う働きをする。
因みにここで言うBPシステムとは ZEOvitなどの高度なBPシステムの事ではなく ごく単純に炭素源を添加する事によってバクテリオプランクトンを活性化させバクテリオプランクトンに栄養塩を処理させるだけのBPシステムを言います。これをここでは「BPシステム」と呼びます。ZEOvitなどの高度なBPシステムは含まない事にする。



そこで 自分でもしっかりと頭の中を整理して この2つの切り分けを確かめる為に この2つの仕組みをもう一度、考え直しておく事にした。



要するに 復習ってやつです


ここから先は あくまでも自分の頭の中で考えてる事を走り書きしただけの「独り言」だと言う事を念のための先に書いておきます。



では ベルリンシステムとBPシステムは何が違うのか?



形はよく似ているけれども 実はこの2つは全く違う働きをするもので ここでは難しい仕組みは割愛してできるだけ簡単に書くと、ベルリンシステムは有機物を除去するのに対して BPシステムは有機物が分解されてできた栄養塩を除去するのが仕事になる。ここで間違ってはいけないのが ベルリンシステムでは有機物を除去するけれども栄養塩はまったく除去できない。これに対してBPシステムは主に栄養塩を除去するが有機物は除去できないか?、と言うと そうではなくてスキマーを使用する以上 スキマーが稼働している間は多かれ少なかれ有機物も除去する。要するにスキマーを使用する以上多かれ少なかれベルリンシステムの要素を含まないBPシステムはあり得ないとも言える。しかしベルリンの要素を多く含むBPシステムと ベルリンの要素が非常に少ないBPシステムが存在する事も確かである。より多くの有機物を除去して少しの栄養塩を除去するのが前者で 有機物を除去する力は少ないけれども栄養塩を多く除去するのが後者になる。強力スキマーをフルにブン回して炭素源を添加しているシステムはキーパー自身はBPシステムのつもりで回してるかも知れないけれども 実はかなりベルリンシステム寄りだと言う事。


では 私のシステムはどちらか?



現在はスキマーを3時間周期の間欠運転にしているので どちらかと言うとBP寄りになるけれども 時おり 状況によりスキマーをフル回転にする時もあり このときはどちらかというとベルリン寄りになる。要するにスキマーをどれだけ稼働させるか、というところで変わってくる部分なので、言い方を替えるとスキマーの稼働時間や強度を調整する事でベルリン寄りにするのもBP寄りにするのも自由に調整できるシステム、と言う事でもある。



それなら 万能なシステムじゃない!!



なんて つい最近まで思っていた(笑)


しかし


ここで大きな間違いに気付いた訳だけれども 何を大きく間違っていたのかというと
スキマーをフル回転にすればベルリンシステム寄りになるのは間違っていない。しかし 炭素源を添加してスキマーをOFF時間の長い間欠運転にすればそれだけでBPシステム(良いBPシステム)になるという部分が間違っていた。なぜなら スキマーのOFF時間を長くすれば その間、有機物を直接除去する事は無い しかし だからと言ってONの間に多くの栄養塩を除去できるかというと そこはあくまでも多くの栄養塩が存在してればという事であって 栄養塩が発生していなければ除去する事も当然できない。
何が言いたいか?
要するに栄養塩が発生している場合というのは有機物がしっかり分解されて栄養塩が発生しているという事でもあり 栄養塩が発生していない場合は逆に有機物が分解されていないから栄養塩として出て来ないとも言える。もしも後者の場合 有機物は除去できないし もちろん栄養塩も除去できない。極端に言うと 何も仕事をしていない事になる・・・・・・・
ここは極端な理屈なので もちろん何も仕事をしていない訳ではないけれども 決して良い仕事では無いという事。



要するに 何を間違っていたかというと 有機物は放っておけば勝手に分解されて栄養塩になるものでは無いと言う事を考えていなかった。



多くのキーパーの水槽なら 普通、この事については そんなに考えていなくても底砂等があるのでしっかりした水流さえあれば放っておいても多かれ少なかれ好気濾過が働いて有機物は分解されるけれども 私の水槽には好気濾過を行う部分がほとんど無い。この好気濾過を行う部分が無いのに 有機物は勝手に分解される事を前提としてシステムを組んでいた事に大きな間違いがあった。 



この間違いを解消するために 今回、有機物を積極的に分解させるための好気濾過槽を追加した訳だけれども これで有機物をすぐに分解できるようになって全てが解決するのか、というと決してそうではなくて あくまでも推測の域を出ない。



これはやってみないと分からないので、すっきり解決するかも知れないけれども 思うようにすっきり解決しない事も当然、予測されるので この事による不具合の可能性も考えられるところは考えておく必要がある。



ここで もしまだそれでも好気濾過の力が弱かった場合は特に害となる部分は無いように思うけれども濾過を強化する必要はある。逆に強すぎた場合には ダイレクトに除去できる有機物が減る事になり それだけ多くの栄養塩をBPが処理することになりBPの負担が大きくなるので ひょっとすると最終的に処理しきれない事になる可能性もあり 現在はリン酸塩過剰の状態だけれども逆転して硝酸塩過剰になる可能性もある。またスキマーの稼働時間によってベルリン寄りに設定した場合は最悪の場合まるで機能しなくなる可能性もある。どちらにしても この場合は好気濾過を弱めてやる必要がある。
そんなところで この先「鉄壁のシステム」を組むに当たって大切なのは システム全体から考えた好気濾過のバランスではないか(強すぎても弱すぎてもダメ)と考えるところですので この好気濾過に関しては 強くする事も弱くする事も できるだけ簡単にできる物を作っておいた。



このシステムが思うように機能してくれれば良いですが とんでもない働きをする可能性も無いとは言えない。



さて どうなることか?





by masax7790 | 2013-07-22 20:29
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