特に何の目的もなく培養していた海産クロレラですが 王英さん の記事 で SPSが植物プランクトンを結構食べてるという情報が載っていたので それなら この海産クロレラをメインタンクに投入してみようか?、と・・・・
ただ このクロレラを培養するに当たって 当然、クロレラの栄養になる培地(肥料)を与えている。この培地には おそらく窒素もリンも含まれている事が予想されるけれども どの程度の濃度で与えているのか?、また クロレラを飽和状態まで培養した時に窒素やリンがどの程度残っているのか?、このあたりを確認しておきたい。
そんなところで 培養完了したクロレラの培養液の硝酸塩とリン酸塩を測ってみる
ただ 培養液が最初からこんな色なので正確には測れない。
ま、でも濃いか、薄いか程度の測定はできるので
まず 硝酸塩から
薄い色は判断できないけれども
0.5ppm以下である事は間違いない。
次にリン酸塩
これも 0.36ppm以下である事は間違い無さそう。
これなら 栄養塩の事は気にしなくて良さそうなので
このまま しばらく 1日200cc程度投入してみる事にしよう。
このクロレラは 3リッターのタンクで培養しており このタンクから毎日200cc程度汲み出してメインタンクへ投与し 培養タンクへは新しい人工海水を汲み出した200cc分追加しておく そして5回分使ったら新しい人工海水を1リットル追加して培地を追加するパターンで続けてみる。
はたしてサンゴが直接クロレラを食べるのかどうかは確認すらできないかと思いますが もしサンゴが食べなくても 動物プランクトンが食べるだろうし そうなれば動物プランクトンが増えて 今度はその動物プランクトンをサンゴやその他の生物層が餌にするだろうし どちらにしても生物層を厚くする事はできるだろう!!