フォルスWMP13000を使ったウェーブボックスを実際に水槽にセットして、テスト稼動の状態でしたが、順調に能力を発揮してくれているので、このポンプの選択は間違っていなかった気がする。
ただ、もう一つ大切なのは耐久性
ポンプの元の耐久性は、まだまだ長期的に使用された例もないので判断のしようがないけれども、確かに元の耐久性は大切ですが、使い方も非常に大切な事で、使い方一つで長持ちさせる事はできる。
ウェーブボックスでは、決まった短い周期(1~2秒程度)でポンプをON,OFFさせるのが基本的な使い方ではあるけれども、本当にON、OFFを繰り返すとポンプの負担が大きくて、ポンプが長持ちしない。(付属のコントローラーではON,OFF動作になっているが・・)
ポンプを長持ちさせるには、ON、OFFを繰り返すのではなく、ポンプを止めきらずに強、弱を繰り返す使い方をするとポンプの負担を小さく出来るので少しでも長持ちさせる事ができる。(短い周期のON,OFFは特に負担が大きい)
ただ、低回転で安定して回らないポンプの場合は、それだけ低い回転数が使えなくなるので、強弱の差が小さくなって、結果として作れる波も小さくなってしまう。
そこで大切なのが、どこまで低い回転数で安定して回せるか?、というところなので、そこを試してみた。
このポンプのコントローラーは付属されているコントローラーではなく、自分で作ったマイコン制御のコントローラーなので、どうにで思ったように回す事ができるので、OFF時に普通にポンプを止める事もできるし、低回転で回したままにする事もできる。また低回転時の回転数も自由に調整できるように作ってあるので、どこまで低回転まで回るのか、普通に回ってる状態から徐々に回転数を落としていく事もできる。
なので、普通に回してる状態からどこまで回転数を落としていけるかを試してみたところ、このポンプは、なかなか優れたポンプで、殆ど止まる寸前まで制御可能だったのと、その低回転時でも非常に安定している。
これなら、ON、OFF制御から、ほとんど波を弱らせる事なく、ポンプを強弱制御に切り換える事ができるので、早速、切り替えてみた。
うねりの大きさは殆ど変わらないので、このままで、しばらく使い続けてみる事にする。
このまま2年間、故障しなければ、非常に良いポンプだと評価する事にしよう。