ここのところ専ら、硝酸塩の処理能力を強化するための方法をいろいろと模索していた。
そんな中、なんとなくスキマーをフルタイムONで回すのと、今まで主にやっていた間欠運転で回すのとで、どの程度の硝酸塩処理能力の差がでるのか?を確かめるために2週間ほど前までフルタイムONで回していたのを1時間ON3時間OFFの間欠に切り替えて硝酸塩の処理能力を比べていたところ、その結果としては、ほんの少しだけれども間欠運転の方が処理能力が強いのでは無かろうか?、という結果が出そうになってたところでしたが、その間欠運転でテストしてる最中にふとした弾みでタイマーをフルタイムONに切り替えてそのまま戻すのを忘れて丸一日、フルタイムONで回してしまっていた時があった。
その事には気付かずに硝酸塩を測定したところ、それまでフルタイムONであろうが間欠運転であろうが硝酸塩値は0.5ppmからほぼ0ppmの間を前後するけれども、完全な0ppmになる事は滅多になかった。しかし、なぜか突然、完全な0ppm(試薬を24時間放置しても全くの無色)を示した!!。この完全な無色の状態を見るのは久しぶりだったので、ちょっと衝撃的だった。
すぐに前日にやった事を振り返ってみて、しばらく考えているうちにスキマーをフルタイムONにして戻すのを忘れてた事に気付いた。
他には変わった事はしていない。
普通に考えれば、それじゃスキマーはフルタイムONが良かったんじゃないの?、となりそうですが、フルタイムONで回す事は何度もやってるけれども、ここまで完全に硝酸塩が下がりきった事は無かったし、ひょっとすると偶然だけれども長時間の間欠運転の後に長時間のフルタイムONを入れるのが良かったのか?
そのあたりを確かめるためにテストを始めてみた。
まずは手始めに、午前6時頃から午後6時までを1時間ON5時間OFFの間欠にし、午後6時から午後11時までフルタイムONに、そして午後11時 から翌午前6時までは1時間ON2時間OFFの間欠で。そして、ここまで1回7.5cc×2回だった炭素源を1回5cc×2回に減量してみる。そして給餌 量をいつもより若干増量してみる。
そして翌日、午後8時頃、バケツに貯まるスキマーの汚水は今までの5倍以上になっていた(色は薄くて紅茶のような感じ)
硝酸塩の測定をしてみると完全0ppm(試薬はわずかな色も付かず完全な無色)
正解だったかも??
次はもっとOFF時間を延長して、午前4時から午後6時まで14時間フルOFFにし、午後6時から午後10時まで4時間フルONにし、午後8時から翌午前4時まで0.5時間ON1.5時間OFFにしてみる。これも同じく炭素源は1回5cc×2回で給餌量は若干多めに。
そして翌日午後9時頃
スキマーの汚水は前回よりもまだ多くなっており、硝酸塩は完全0ppm(試薬は完全な無色)
きっと、午後10時から翌午前4時までの1時間ONOFFの間欠運転は必要なくて、翌朝4時までもずっとOFFのままで良いんだろうけど、酸欠防止のために念のため回す事に。
このままの状態が維持できるかどうか、もうしばらく続けながら炭素源の添加量は減らしていってみよう!!(どこまで減らす事ができるか?)
そう言えば、以前の記憶で確かECOシステムでは、スキマーを1日に3時間程度だけ回せば良いような事を言われてたような気がするんだけど、ひょっとすると
「1日に3時間だけ回せば良い」ではなくて
「1日に3時間だけ回すのが良い」なのかも知れないなぁ
このECOシステムにスキマーの使い方の極意が有ったのかも知れない・・・・・
どうなる事やら・・・・・・