今までも何度も書いてますが
2011年に水槽を新調するまで、自分で水槽を掃除する事は無かったし
石灰藻など気になる所に出てくれば爪で引っ掻くだけでなんとでもできたので
そんなに石灰藻に悩まされる事も無かった。
しかし
水槽を新調してからというもの、水槽面に発生するコケの勢いが以前とは桁違いに強くなってきたのと、以前なら石灰藻でもシッタカが処理してくれてたのに、今ではシッタカでは手に負えなくなってきた。
ウニなら石灰藻もガンガン食べてくれるけど、序に水槽面まで齧るので、水槽面は傷だらけになる(笑)
そんなところで、水槽を新調してからは、コケ掃除も自分でするようになって、自分でゴシゴシやってるけど、以前なら爪で引っ掻けば簡単に取れた石灰藻が爪でやってたんじゃ爪がすり減ってしまいそうになる勢いになってきたので、ちょっと前まで小さなアクリル板(キャスト板)を使って剥がしてたけど、石灰藻が多くなるとアクリル板でさえすぐに磨り減ってしまって剥がせなくなってくるので、角が磨り減ったらヤスリで研いで再使用というのを繰り返す事になる。
これも石灰藻が少なければやってられるけど、多くなってくると疲れてしまって、やってられなくなる!!(石灰藻を剥がす作業より、ヤスリで研ぐ作業の方が疲れる・・・笑)
こうなったら最後の手段・・・・
ステンレスのスクレイパー!!(水槽用じゃないよ)
ただ、当然ながら普通に使うとステンレスだと水槽を傷付けてしまう危険性が大きい!
しかし、危険性は大きいけど、楽に剥がせるのも当然の事。
本当はスクレイパーより刃先が鋭いノミの方が良いんだけど、ステンレスのノミなんてのは見た事がないし、もし有っても高いだろう(笑)。刃先が鋭いと傷が付き易そうに感じるかも知れないけど、逆に刃先が鈍いと手先に無理な力が入ってしまって傷を付けてしまう危険性が高くなる。これはよく切れる包丁ほど指を切る危険性が低いのと同じ理屈。そして何より、刃物は使い様だと言う事(笑)
さて、そんなところで取り寄せたのがこれ↓
オルファのステンレススクレイパー
歯の幅が適度だったのでこれにした。
パッケージを開けてみると、刃先も適度に鋭くて良さそうな感じ。
ただ、このままではアクリル板を擦ったときの当たりの感じが良くなかったのと刃の両端に傷がつく様だったので
砥石で研いでみてはアクリル板を擦ってみて、自分の好みの当たりになるまで仕上げる。
そして、アクリルに傷を付けてしまう危険性が一番高い刃先の角の部分だけを丸く歯を落としておく。こうすれば手が滑って歯の角が食い込んで深いキズを付けてしまう事を防ぐ事ができるし、万一、平らな部分の歯で付いてしまう傷なら、浅いので後で研磨して直す事もできる。
そして、これで試しに、上の画像に写ってる部分の石灰藻を削ってみた。
削り落とした跡にも以前にウニが齧った傷が付いてるので、曇ってるけど
石灰藻を削るのは桁違いに楽で、力も使わず、あっという間に削り落とせる!!
もっと早くこれを使えば良かった・・・・・・・・・・
ただ、一歩間違えれば一発で水槽に傷が付くので、人には奨めません!!